"出版社がとるべき選択肢は、基本的にはよりEPUB純正にフォーカスすることだ。EPUB3からはみ出た部分に意味があるならば、iBooks AuthorやKindleGenに変換して、それぞれのフォーマットで出版して出せばよい。つまり、「アップルのものはアップルに、アマゾンのものはアマゾンに」ということだ。次に、独自に出版し販売する方法を確保するために、はみ出した部分をEPUB3に取り入れて標準にしてしまえばよいのである。iBooks Authorが、Kindle Fireが、HTML5+JavaScriptである限り、それは可能だ。アップルやアマゾンが目標を設定したなら、出版社はそれを追いかけるしかない。商機はいくらもある。 iBooks 2は、Kindleが書籍型E-Bookの市場を構築したように、アプリ型E-Bookのパラダイムを(Kindle Fireよりも巧みに)拓くだろう。E-Bookの何たるかは、iBooks 2によってより鮮明になるだろう。それはすばらしい。だがもっとすばらしいことは、われわれにはすでにHTML5と、それをベースにしたEPUB 3という人類的資産があるということだ。もしこれが遅れていたら、と思わずにはいられない。"
—ジョブズの遺産:iBooks新戦略をめぐる7つの問い « EBook2.0 Magazine